2010年04月05日 16:00

オン・セミコンダクタ、バッテリ動作アプリケーション向けに低消費電力ソリューションを提供する新しい集積回路電圧レギュレータを発表

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2010年4月5日 - グリーン・エレクトロニクス向け高性能・高エネルギー効率シリコン・ソリューションの最有力サプライヤであるオン・セミコンダクタ (Nasdaq: ONNN) は本日、低消費電力電圧レールを作成するための効率的かつ経済的ソリューションを提供する低電流電圧レギュレータNCP508を発表しました。

この新しいレギュレータは、タッチ・スクリーン、キーパッド、スマートフォン、ポータブル・メータ、プリンタ、およびリモート・コントロールなど、低消費電力でスペース効率とコスト効果の高いデザインをサポートするソリューションを提供します。

NCP508は、50 mAを超える電流をドライブでき、コンパクトなSC-88Aパッケージに収納され、実装面積は
2.2 mm x 2.2 mm、全体的な高さは1.10 mmです。この新しいデバイスは標準70 dB(1 kHzにおいて)の高いリップル除去を達成しており、電圧電源に有効なフィルタとなります。40 µVrms (1.5 V時)の卓越したノイズ性能を備えており、非常にクリーンな出力電圧が得られます。ディセーブル時の消費電流は1 µA未満なので、ポータブル機器のバッテリ寿命をさらに延長するのに役立ちます。30 mA負荷時140 mVという低電圧ドロップアウト性能のため、補助電源レールを設計する際に柔軟性が得られます。20 µs未満のスイッチ・オン時間は、最も近い競合製品よりも大幅に高速で、サポートする機能を使用しないときはデバイスをパワーダウンすることによって、エネルギを最大限節約することができます。NCP508には低コストのセラミック・コンデンサを使用でき、経済的な電圧レギュレータ・ソリューションという魅力をさらに強固なものにします。

NCP508の最大動作電圧は7Vですが、最大13 Vの高電圧トランジェントに耐えることができるため、外部保護回路の必要性が軽減されコストが節約されます。1.5 V、1.8 V、2.5 V、2.8 V、および3.3 Vの標準出力電圧バージョンが用意されていますが、他の電圧も100 mVステップで提供されます。各デバイスは電流制限回路と高温保護回路の両方を内蔵しています。動作温度範囲は-40~+85です。

オン・セミコンダクタのレギュレーション製品担当ディレクタMike Paquette氏は、次のように語っています。「これらの新しい電圧レギュレーション・ソリューションは、占有ボード・スペースが大きく、消費電力も大きいディスクリート・コンポーネントに対するコスト効果の大きい代替方法を提供します。」「NCP508は、消費電力が最少の経済的で、頑丈で、信頼性が高く使いやすい電圧レギュレーション・ソリューションを必要とする小型バッテリ動作製品の設計と開発に関するすべての要件に適合します。」



価格と供給状況

NCP508はSC-88Aパッケージに封止され、3,000個注文時の予定単価は0.20米ドルです。1.5mm x 1.5mm DFNオプションは今年の後半に提供される予定です。
詳細については、http://www.onsemi.jp/をご覧ください。

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会社概要

商号
オン・セミコンダクター(オン・セミコンダクター)
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所在地
〒110-0005
東京都東京都台東区上野1-19-10 上野広小路会館ビル10階
TEL
03-5817-1050
業種
製造・メーカー(電気・電子)
上場先
その他

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