2013年01月09日 18:00

シンクロンジャパンの保守部品価格最適化パッケージ「グローバル価格管理」が日立建機株式会社で本番稼働

シンクロン・ジャパン株式会社（本社：千代田区、社長：立花斉、以下シンクロン）は、日立建機株式会社（本社：文京区、社長：辻本雄一、以下日立建機）の保守部品価格をグローバルで最適化するシステムとして、「シンクロングローバル価格管理（以下GPM）」を導入し、計画通り本番稼働を迎えました。このシステムは、日立建機のライフサイクルサポート本部の価格管理グループにて、1月7日より本稼働しております。

日立建機では、市場における機械の累計稼働台数が年々増加していることから、部品事業のさらなる拡大を見込んでおり、製品ライフサイクル全体のサポート基盤の強化を行う必要がありました。このような状況の中で、日立建機は2011年6月から保守部品の価格設定業務の運営の効率化、戦略性を高めるためのシステム検討を開始し、2012年4月にシンクロンの「GPM」を導入することを決定しました。本取り組みは、日立建機部品事業の戦略的施策の一つであり、世界規模で激化している競争の中でさらなるシェアの確保、利益の拡大を目指すものであります。

今回、日立建機で稼働した「GPM」の特徴は以下の通りです。
●部品属性情報から適切な部品セグメンテーションの推奨
●部品セグメンテーションに応じた価格設定手法・計算式による目標価格および推奨価格の算出
●目標価格、現在価格、購入原価、販売実績数量の同時グラフィカル参照
●改定シナリオシミュレーションを包含した容易で精度の高い価格改定機能

上記特徴を持つ「GPM」を活用することで、日立建機は以下の効果を期待しています。
●新機種部品の価格設定スピード向上
●価格設定精度向上による属人化の排除、および価格クレームの削減（価格説明性の向上）
●目標価格、現在価格、購入原価の継続的なモニタリングによるさらなる部品利益率確保への貢献
●価格改定リードタイム短縮とグローバル同時一斉改定の実現

日立建機は、今後海外拠点にGPMを展開し、グローバルのグループ会社を含めた価格設定ポリシーの統一化と情報共有化を推進する予定です。

なお、本ニュースリリースに関して、日立建機株式会社から以下のコメントを頂いております。「日立建機は、シンクロンをアフターサービス事業の拡大、カスタマーサービスの向上のための戦略的ビジネスパートナーと位置付けており、今後も積極的な支援をいただくことを期待しています。」
－日立建機株式会社　ライフサイクルサポート本部　部品事業部　企画部　部長代理　石井克明　氏

【プレスリリースに関するお問い合せ先】
シンクロン・ジャパン株式会社
担当：田中雅文
TEL：03-6806-0425(代表)
E-mail:masafumi.tanaka@syncron.com
Web:http://www.syncron.com/ja
本リリース掲載場所:http://www.syncron.com/ja/About-Syncron/Press-releases-ja/Hitachi-Construction-Machinery-Global-Price-Management_ja/

●シンクロン・ジャパン株式会社について
スウェーデン、ストックホルムに本社を置くシンクロン・インターナショナルABの日本法人であるシンクロン・ジャパンは、グローバル部品管理ソリューションを提供するプロバイダーです。　保守部品在庫、保守部品オーダー、保守部品価格などをグローバルに管理するためのソフトウエアを主に提供しており、アフターサービス事業の領域に特化し、顧客満足度の向上あるいはキャッシュフローの改善など、建設機械・産業機器・自動車および自動車部品メーカーのアフターサービス業務部門に対し支援しています。シンクロンのソリューションは、全世界で96カ国130ユーザーにご利用いただいております。

【シンクロン・ジャパン株式会社】
代表取締役社長：立花　斉
住所：〒101-0021　東京都千代田区外神田6-2-8　ビジネスプレイス外神田２階
連絡先：TEL(代表)03-6806-0425 / FAX 03-6906-0426

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