2015年07月15日 13:00

AUTOSARとMOST(R)インフォテインメントおよび先進運転支援ネットワーキング技術の相互接続が可能に

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Bosch社の子会社であるETAS社が、Microchip社のデバイスを使ってAUTOSARとMOSTネットワークを接続するデモ ソリューションを開発

マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであるMicrochip Technology Inc.(日本支社: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は本日、車載システム ソフトウェアの開発と再利用を支援するAUTOSAR (Automotive Open System Architecture)規格に基づいたシステムをCANやLINだけでなく、MOST(R) CooperationのMOSTネットワークにも接続可能になった事を発表しました。これにより、先進運転支援システム(ADAS)等のAUTOSARシステムにおいてMicrochip社のMOST Intelligent Network Interface Controller (INIC)を使って異なるドメイン間通信が可能となり、車載ネットワークの構築と診断が簡単になります。

Microchip社のMOSTネットワーキング製品の詳細は以下を参照してください。
http://www.microchip.com/INICs-070715a

車載ECU(電子制御ユニット)向けに標準化されたオープンなソフトウェア アーキテクチャを定義したAUTOSARは従来の電子ドメインへの採用が広がっています。例えばドイツのOEMは既に電気/電子アーキテクチャの中枢部にAUTOSARを導入しており、その成功を受けて現在は他のドメインにも適用を拡大しています。AUTOSAR 4.x規格の登場により、ほとんどのOEMがAUTOSARの調査または積極的な移行に乗り出しています。それに伴い、車載インフォテインメント ドメインでも、少なくとも他ドメインとの連携が必要な部分ではAUTOSARをサポートする事の重要性が高まっています。

「ETAS社は、MOSTテクノロジの主要な要素をAUTOSARに統合するコンセプト スタディとデモの開発に成功しました」とBosch社の子会社であるETASのシニアマネージャ、Dr. Alexander Leonhardi氏は述べています。「MOSTテクノロジとAUTOSARの相互運用によって利便性が向上する用途はいくつもあります。」

2001年以降現在まで、1億7000万を超えるMOSTインターフェイス コントローラが184の車種に採用されてきました。MOSTテクノロジは市場で実証済みかつ低リスクのシステム ソリューションであるため、全ての主要自動車メーカーがマルチノード インフォテインメント ネットワーキング システムに採用してきました。MOST150はインターネット接続に対する設計ニーズにも応えます。このMOSTテクノロジ最新版はこれまでと同様、時間同期プロトコルを必要としない専用チャネルを使う事でインフォテインメント制御ユニットのメインプロセッサでほとんどオーバーヘッドの発生なしに、車両全体にビデオ、オーディオ、パケット、制御データを効率的かつ予測通りに転送する事ができます。
MOST150は、150 Mbpsの帯域と実証済みの電磁環境適合性(EMC)も備えています。全てのMOST INICは、ストリーミング データ、パケットデータ、制御データの効率的なルーティングのためにプロセッサや周辺回路と接続可能な業界標準ハードウェア インターフェイスを持っています。これにより、モジュール設計が非常に簡単となりました。MOST INICは起動時間が非常に短く、エンドユーザは車載マルチメディア システムに素早くアクセスできます。
MOST規格を採用する事でOEMとサプライヤは、豊富なサポートと実証済みの手法を用いて高帯域幅のインフォテインメント システムおよびADASの定義と実装が可能になります。これには標準の物理層、高い信頼性とQuality of Service (QoS)を備えたシステム管理と制御のための堅牢性の高い手法が含まれます。また、MOSTテクノロジを使う事で車体を軽量化できるため、環境規制への準拠が容易となります。

リソース
MOSTテクノロジの高画質ロゴは報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください(掲載に許可は不要です)。http://www.microchip.com/Logo-070715a
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Microchip社について
Microchip社(NASDAQ:MCHP)は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションで、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社のウェブページ(http://www.microchip.com/Homepage-070715a)をご覧ください。


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Daphne Yuen (Microchip):
メール: daphne.yuen@microchip.com


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