2018年10月19日 15:30

ヴァイオリン界の絶滅危惧種・佐藤久成が奏でる伊福部昭と3人の会特集「オーケストラ・トリプティーク(水戸博之指揮)による日本の巨匠シリーズ」11月9日豊洲で開催!

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スリーシェルズの西耕一の企画による日本の巨匠シリーズとして、水戸博之指揮、オーケストラ・トリプティーク第7回弦楽演奏会が11月9日豊洲で開催されるとを10月19日に発表する。

スリーシェルズとオーケストラ・トリプティークが年に1回行っている日本の弦楽オーケストラシリーズ。
今回は、評論家の宇野功芳が絶賛。日本音楽界の絶滅危惧種とも形容されるヴァイオリニスト佐藤久成を迎えたコンチェルト特集となる。
「鬼才」 「驚くべき才能」 「この世のものとは思えない雰囲気と色」 「往年の巨匠のような濃厚な音色と節回し」等、各メディアで絶賛される佐藤のヴァイオリンソロで、日本人作曲家のコンチェルト特集が行われることは初であり、各方面から注目を集めている。

メインに据えられるのは、伊福部昭の「ヴァイオリン協奏曲第2番」(1978)である。25分近い大曲。ヴァイオリン奏者の小林武史の依頼で作曲され、チェコで小林とたチェコスロヴァキア国立ブルノ・フィルハーモニーで初演された。
「ドシラミ・ドシラミ」という映画「ゴジラ」の音楽でも使われたモチーフがあらわれ、東洋の文化の持つ生命力を発揮した燃えるようなパワフルな音楽。(今回は、ヴァイオリンソロと弦楽オーケストラのための版として編曲版の初演となる)

佐藤久成が演奏するコンチェルトは3曲になるが、2つめは
伊福部の弟子であり、戦後現代音楽界の寵児となった黛敏郎によるヴァイオリン協奏曲「G線上のアリア」(1978)。東洋的な感覚・時空で黛流に再創造されたG線上のアリア。雅楽やアジア音楽の強烈なイメージが炸裂する作品である。この曲はヴァイオリニストの佐藤美代子の依頼で作曲され、佐藤のヴァイオリンソロと、コンセーヌ・コロンヌ管によってパリで初演されたもの。日本ではなかなか演奏機会は少ないが、2010年代になってセントラル愛知、東京フィル、読売日本交響楽団などで長原幸太や渡辺玲子のソロで上演されている。
(今回は、ヴァイオリンソロと弦楽オーケストラによる編曲版の初演となる)

佐藤久成のソロによる3つめのコンチェルトは
團伊玖磨の「2つのソロ・ヴァイオリン、チェンバロと弦楽合奏のための古雅なるファンタジア」(1988)。この作品を依頼と初演したのもヴァイオリニストの小林武史である。伝統の上で新たな創作を続けたモダニスト團伊玖磨。その面目躍如といった作品ある。2つのヴァイオリンソロとチェンバロ、弦楽オーケストラというバロック風の編成のなかで、リズミカルでユーモアある独特な世界が展開される。
佐藤久成とオーケストラ・トリプティークメンバーの三宅政弘がヴァイオリンソロ、そしてチェンバロに国内外で活躍する本間みち代を迎えての上演となる。

このコンサートでもう一つ注目すべきは、伊福部昭の弟子である芥川也寸志の作曲によるエレクトーン協奏曲「GX1コンチェルト」(エレクトーンGX-1とオーケストラのためのコンチェルト・オスティナート)(1974)の上演である。ソリストには、オーケストラ・トリプティークのメンバーであり、作・編曲家としても活躍する竹蓋彩花。
1974年にエレクトーンの世界に一石を投じるべく、作られた当時最高のエレクトーン「GX-1」。その楽器とオーケストラの共演を目的として、芥川也寸志が作曲、沖浩一の独奏、東京交響楽団によって初演された。
新世代のエレクトーン奏者として各方面で注目を集める竹蓋彩花のソロがこの曲でどう発揮されるか楽しみである。

今回は、芥川眞澄(芥川也寸志夫人)によるカデンツァ付きのピアノ・リダクション版とオーケストラ版を参考に、清道洋一がエレクトーンと弦楽オーケストラのために編曲しての初演となる。

また、2015年9月26日に85歳で亡くなった作曲家の助川敏弥がオーケストラ・トリプティークのために作曲した「夜の雨」(2015)の世界初演も行われる。この曲の楽譜には、こう記されている「九月の夜 温かい雨が降る ぬれても悲しくない雨が」を助川が作曲したのは2015年5月末であり、オーケストラ関係者に手渡されたのは6月であった。この曲は、オーケストラからの依頼に加えて、自発的に作曲され関係者に渡され、初演の機会を待っていた。

日本の音楽家によるの芸術的な取り組みが如何に継続されてきたか、その魅力的な作品と演奏を味わえる貴重な機会であり、ぜひ足を運んでほしい。

コンサート詳細(ネット予約チケット)
https://goo.gl/3HNLfS


2018年11月9日(金)19:00開演(18:30開場)
豊洲文化センター シビックセンターホール(5F)

曲目
助川敏弥(1930年~2015年):遺作より 夜の雨 (初演)

黛敏郎(1929年~1997年):G線上のアリア(弦楽編曲版)
ソロヴァイオリン:佐藤久成

芥川也寸志(1925年~1989年):GX1コンチェルト(弦楽編曲版)
ソロエレクトーン:竹蓋彩花

團伊玖磨(1924年~2001年):2つのソロ・ヴァイオリン、チェンバロ、弦楽合奏のための「古雅なるファンタジア」
ソロヴァイオリン:佐藤久成、三宅政弘
チェンバロ:本間みち代

伊福部昭(1914年~2006年):ヴァイオリン協奏曲第2番(弦楽編曲版)
ソロヴァイオリン:佐藤久成

指揮:水戸博之(常任指揮者)

ソリスト:佐藤久成、竹蓋彩花、本間みち代

演奏:オーケストラ・トリプティーク

三宅政弘(コンサートマスター)

ヴァイオリン:荒井智子、小澤麻里、柿沼麗子、加藤美菜子、迫田圭、田口雅人、知見寺武、野村祥子、星野仁子、三瀬俊吾
ヴィオラ:伊藤美香、扇慎也、髙橋奨、星光
チェロ:任キョンア、竹本聖子、布施公崇
コントラバス:佐藤洋嗣、志水祐亮
企画:西耕一
編曲楽譜製作:清道洋一、青島佳祐

【当日精算チケットお申し込みURL】
https://goo.gl/forms/7GXiiNkI74nxsCzi1

【お問合せ】070-5464-5060 333triptyque@gmail.com

主催:オーケストラ・トリプティーク
助成:公益財団法人光山文化財団
公益財団法人野村財団 公益財団法人朝日新聞文化財団

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代表者
西 耕一(ニシ コウイチ)
所在地
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