2023年10月19日 11:30

Microchip、車載機器OEM向けに同社のデトロイト車載技術センターを拡張した事を発表

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[NASDAQ: MCHP] - 車載産業は急速に進化しつつあり、車載市場ではeモビリティとADAS(先進運転支援システム)のための革新的なソリューションが求められています。スマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダであるMicrochip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、同社のデトロイト車載技術センター(米国ミシガン州ノバイ)を拡張した事を発表しました。2,200平方メートル以上に及ぶこの施設で、車載機器OEMは新技術を探求し、技術エキスパートと出会ってエンド アプリケーションおよび設計のための支援を得られます。

1999年にアプリケーションおよび販売営業所を開設して以来、Microchip社はデトロイト コミュニティをその一員として支えてきました。Microchip社はこの度、高電圧およびeモビリティ アプリケーションに重点を置いた新規ラボの増設等、デトロイト車載技術センターの第3期拡張プロジェクトを完了し、自社のラボ面積をこれまでの2倍以上に拡大しました。この広大な施設は、技術関連のさらに多くの雇用をこの地域にもたらすものと期待されています。

「車載事業はMicrochip社のレガシーの礎です。弊社はトータルシステム ソリューションの開発に注力を続けます。さらに、デトロイト車載技術センターの今回の拡張は、お客様が最先端のリソースをより早く利用できる場を提供します」とMicrochip社執行副社長のRich Simoncicは述べています。「弊社は、世界的な顧客基盤をサポートするため、デトロイトの拠点以外にもミュンヘン、上海、東京、オースティン(テキサス州)に車載技術センターを構えています。」

「Microchip社の車載技術センターは、お客様が設計フェーズのアプリケーション開発、テスト、改良を実施するための拠点を提供するもので、車載産業の開発支援に全力で取り組むという弊社の姿勢を示すものです」とMicrochip社車載事業部門担当副社長のMatthias Kaestnerは述べています。「このセンターの目的は、世界有数の技術サポートをこの地域において提供する事により、車載機器OEMが自社の設計に適したソリューションを確実に選択できるような環境を用意し、設計工数の低減と開発期間の短縮に貢献する事です。」

自動車産業の中心に位置し、その地域で一流のOEM、サプライヤ、新興企業が操業しているノバイは、Microchip社のデトロイト車載技術センターにとって重要なロケーションで、設計の課題に取り組むOEMを支援するのに最適な場所です。

デトロイト車載技術センターは以下のような重要な機能を備えています。

- Microchip社のシリコン カーバイドmSiC TMソリューション、dsPIC(R) DSC(デジタルシグナル コントローラ)、弊社の幅広いアナログおよびミクストシグナル ソリューションを利用したリファレンス デザインを実証するための専用の高電圧ラボ
- Microchip社のPCIe(R) Gen 4およびGen 5スイッチング ハードウェア、シングルペアEthernetデバイス、開発ツールを使って、ADASプラットフォームの集中型コンピューティングとゾーン型ネットワークをサポート

- フルワイドのコックピット ディスプレイ (タッチスクリーン、KoD TM (Knob-on-Display TM)ソリューション、ボタン、スライダ、ホイール)の開発とEMCテストをサポートするためのHMI(ヒューマンマシン インターフェイス) ラボ

- 高度なUSB 3.2プロトコル・アプリケーションに対応したマルチメディア・インフォテインメント・システムおよびメディア・ハブの事前認証に向けたUSBネットワーク開発リソース

- 車載用MEMSレゾネータおよびオシレータのダイおよび製品レベルの特性評価(真空およびウェハースケール プローブおよびテスト、長期エージング、周波数安定性、位相ノイズ、ジッタテスト機能等)

- Microchip社のCryptoAutomotive TM TrustAnchor ICを使った車載セキュリティ ソリューションの開発と、セキュアブート、メッセージおよびハードウェア認証等のアプリケーションでのセキュア エレメントの実装方法を習得できるセキュリティ トレーニング施設

「新しい高電圧ラボは、車載機器製造企業のお客様が、弊社のリファレンス デザイン プラットフォームと、アナログ、デジタル制御、パワー ソリューションとを使ったシステムを開発する手助けをします」とMicrochip社シリコン カーバイド事業部門担当副社長のClayton Pillionは述べています。「ますます多くのOEMが弊社のeモビリティ製品へ移行するのに合わせて、弊社はこれらのOEMを設計から実装の段階に至るまでサポートする仕組みを整えました。」

Microchip社は、世界中の車載機器OEMに向けた組み込みソリューションの主要サプライヤとして、AEC-Q100要件に従って認定された多くの車載用製品を提供しています。同社の車載認定済み製品ポートフォリオにはマイクロコントローラ、DSC、USBおよびネットワーク ソリューション、アナログおよびインターフェイス製品、SiC MOSFET、シリアルEEPROM等が含まれます。

Microchip社はまた、最新のハードウェア安全機能を提供し、セーフティ クリティカルな車載アプリケーションの設計と認証を簡素化可能な包括的なセーフティ エコシステムによってサポートされる、ISO 26262機能安全対応デバイスと機能安全準拠デバイスの幅広いポートフォリオを提供しています。
Microchip社の車載製品およびソリューションの詳細はこちらをクリックhttps://www.microchip.com/en-us/solutions/automotive-and-transportation?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_campaign=DetroitAutomotiveTechCenter-PR)してください。

参考資料
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● 画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53198835814/sizes/l

ご注意:

Microchip社のデトロイト車載技術センターに関する本リリースの内容(技術関連の多くの雇用をこの地域にもたらす、お客様が最先端のリソースをより早く利用できる場を提供する、Microchip社はお客様を設計段階から実装段階まで喜んでサポートする等)は、米国の1995年米国私的証券訴訟改革法の免責条項に従って作成された「将来の見通しに関する記述」です。

Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で125,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(https://www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社(マイクロチップテクノロジージャパンカブシキガイシャ)
代表者
櫟 晴彦(イチイ ハルヒコ)
所在地
〒105-0013
東京都港区浜松町 1-10-14 住友東新橋ビル3号館4階
TEL
03-6880-3770
業種
その他IT関連
上場先
その他

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