2024年03月22日 11:30

Microchip社、Qi(R) v2.0規格に準拠したdsPIC33ベースのリファレンス デザインを発表

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[NASDAQ: MCHP] - 自動車業界向け充電器を含む主要充電器メーカーがQi(R) v2.0 (Qi2)規格の実装を進める中、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、Qi 2.0デュアルパッド無線給電トランスミッタのリファレンス デザインhttps://www.microchip.com/en-us/tools-resources/reference-designs/qi-2-0-dual-pad-wireless-power-transmitter-reference-design?utm_source=pressrelease&utm_pressrelease=medium&utm_dualpadref=campaign&utm_bu=mcu16)を発表しました。1つのdsPIC33 DSC(デジタルシグナル コントローラ)で動作するQi2.0リファレンス デザインは効率的な制御によって性能を最適化します。WPC(ワイヤレスパワー コンソーシアム)が最近発表した新しいQi2.0規格の目玉は、磁力を使ってトランスミッタとレシーバの位置を合わせるMPP(マグネティック パワー プロファイル)の導入です。DSCの柔軟なソフトウェア アーキテクチャにより、1つのコントローラでQi 2.0のMPPとEPP(拡張パワー プロファイル)の組み合わせをサポートできます。

このQi2.0リファレンス デザインを利用すると、Qi認証プロセスを通過するために必要な最終製品の認証取得におけるお客様のリスクを最小限に抑えられます。このデュアルパッド充電器にはMicrochip社の車載認定済み部品が複数内蔵されており、信頼性と安全性に関する自動車業界の規格も満たします。AUTOSAR(R) (AUTomotive Open System Architecture)、AUTOSAR MCAL(マイクロコントローラ抽象化層アーキテクチャ)、機能安全等をサポートしている車載グレードのハードウェアおよびソフトウェア ソリューションが車載用の統合を容易にします。内蔵のCryptoAuthenticationTM ICはQi規格の厳しい認証要件を満たすセキュリティを提供します。

「このデュアルパッド リファレンス デザインは、MPLA (MPP Power Loss Accounting)とQ-FOD (Q値ベースの異物検出)を最適化する柔軟性とプログラマビリティを車載充電器モジュール メーカーに提供し、認証取得までの期間を短くします。車載環境へもシームレスに組み込めます」とMicrochip社デジタルシグナル コントローラ部門担当副社長のJoe Thomsenは述べています。「車載グレードの設計と充実したハードウェア/ソフトウェア サポートにより、お客様は最終ソリューションを最適化しながら開発期間も短縮できます」

Microchip社はリファレンス デザイン提供の一環として、設計者にとって使いやすい環境と初回の試作で完全な結果が得られるような工夫された設計ファイルとソフトウェアを提供できます。この設計には、dsPIC33 DSCと、WPC製造業者CA(認証局)の認可を受けたMicrochip社がプロビジョニングするTA100/TA010 Trust Anchorセキュア ストレージ サブシステムが含まれています。この他にMicrochip社のCANトランシーバATA6563、ゲートドライバMCP14700、レギュレータのMCP16331とMCP1755も含まれています。

主な特長:
● Qi 2.0対応デュアルパッド トランスミッタ
● MPLAとQ-FOD
● 熱による電力のフォールドバックとシャットダウン
● EMI/EMC性能を最適化する固定周波数トポロジ制御ベースのトランスミッタ
● 車載環境への組み込みを容易にするCAN FDハードウェア/ソフトウェア
● dsPIC33にはカード検出/保護、通信用にNFC(近距離無線通信)を組み込み可能
● UART-USB通信と、データパケットの先進のレポート/デバッグを実現するGUI
● ハードウェア再構成可能でほとんどのトランスミッタ トポロジをサポート可能

詳細とデモまたは設計ファイルのご用命はMicrochip社の正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社オンラインストア(www.microchipdirect.com)をご覧ください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。掲載に許可は不要です。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53574137150/sizes/o/
● ブロック図: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53574023924/sizes/l/

Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場でおおよそ125,000社のお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社(マイクロチップテクノロジージャパンカブシキガイシャ)
代表者
櫟 晴彦(イチイ ハルヒコ)
所在地
〒105-0013
東京都港区浜松町 1-10-14 住友東新橋ビル3号館4階
TEL
03-6880-3770
業種
その他IT関連
上場先
その他

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