2013年06月07日 09:00

集英社クオータリー『k o t o b a』コトバ第12号、大好評発売中。第12号の特集テーマは、「漱石を読む」!

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集英社クオータリー『k o t o b a』では、毎号大きな特集テーマを設け、さまざまな識者に論じてもらいます。時代を担う作家や現在脚光を浴びている論客の寄稿・インタビュー・対談などを通じ、今という時代を説き明かします。

多様性を考える言論誌
[集英社クオータリー]
コトバ『k o t o b a』第12号

大好評発売中!
定価:1400円(税込)
http://kotoba.shueisha.co.jp/

【発売日】
季刊・3月、6月、9月、12月の各6日発売

【定価】

1,400円(税込)

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【特集内容】
「漱石を読む―作家がすすめる、いま読むべき作品」
夏目漱石が朝日新聞に『こころ』を執筆したのが1914年。
それからはや一世紀近くが過ぎようとしている。
明治改元前夜に生まれ、明治という激動の時代と共に生きた「国民作家」は、優れた小説家であっただけではない。
西洋化の波が日本を覆った明治時代に、漢籍、英文学の素養に裏打ちされた知識で日本人の進むべき道を考え、説くことのできた類い希なる知識人であった。
時代の転換点と言われる今、漱石の遺した文章をあらためて見てみよう。
この百年間で、日本人の「こころ」は変わったのか、あるいは変わらなかったのか、見えてくるはずだ。
学生時代、漱石を読み耽った人も、いま改めて読む人も、「国民作家」という狭い枠組みでは捉えきれない知識人、夏目漱石の全貌を知るだろう。


【特集構成】

巻頭言
姜 尚中 『こころ』にインスパイアされて

Part1 漱石と私
奥本大三郎 漱石の東京を行く
嵐山光三郎 漱石の「悪食」を歩く
[ガイドマップ]漱石ゆかりの地を歩く
関川夏央 漱石の倫敦体験
齋藤 孝 現代の羅針盤としての漱石作品
水村美苗 『續 明暗』の理由
祖父江 慎 
一〇〇年の文字組から見える『坊っちゃん』のディープな世界

Part2 人間漱石を解く
加賀乙彦 鬱の時代に『行人』を読む
島田裕巳 漱石は無宗教だった
石原千秋 「女の謎」から漱石を読み解く
ほか

Part3 知識人としての漱石
平川祐弘 世界人としての夏目漱石
山口謠司 日本語を作った漱石
広瀬和生 漱石が語る落語の真髄
外山滋比古 『文学論』の不運

Part4 漱石の時代
黒川 創 居心地の悪い旅のなかから
小森陽一 帝国大学と『こころ』
中島岳志 漱石と岩波茂雄
夏目房之介 孫が描く漱石
漱石・全作品ガイド 小説、評論、書簡を読む
ほか

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【その他の執筆陣】
※インタビュー、対談、小特集も含む。
内田洋子(エッセイスト)、太田和彦(グラフィックデザイナー、作家)、開沼博(社会学者)、亀山郁夫(ロシア文学者)、窪寺恒己(海洋生物学者)、グレゴリ青山(漫画家)、佐々涼子(ノンフィクションライター)、佐藤優(作家、元外務省主任分析官)、鈴木工(フリーライター)、田崎健太(ノンフィクション作家)、德川家広(政治・経済評論家)、根本寛(筆跡心理研究家)、広瀬和生(ヘヴィメタル月刊音楽誌 「BURRN!」編集長)、古田亮(東京藝術大学大学美術館准教授)、水無田気流(詩人・社会学者)、町山智浩(映画評論家)、水谷竹秀(ノンフィクションライター)水野和夫(経済学者)、茂木健一郎(脳科学者)、柳田由紀子(在米ライター)、夢枕獏(小説家)、ジョセフ・E・スティグリッツ(経済学者)ほか

【お問い合わせ】集英社広報室 03-3230-6314

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会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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